(お知らせ)2024年11月28日より EZproxy から OpenAthens へ変更されます。
図書館が契約している電子資料利用の際に必要となります。
従前のEZproxyと比較しまして、OpenAthensは、マイライブラリ と同一でわかりやすく、セキュリティへの対応も広がり、多くの電子資料におけるサービス利用が可能となります。
基本的な使い方
OpenAthensは、図書館が契約している電子コンテンツを利用するための認証ツールです。
最初にログインを済ませておくと、電子資料のシームレスな利用(*1)が可能となります。また、リモートアクセスツールとしても利用できます。
ホームページにあるOpenAthensアイコンをクリックしてサインインします。
ID/PWは、図書館ホームページにある マイライブラリ と同じものです。
(アイコン) | (認証画面) |
※ 認証が有効になりますと、本学以外のネットからアクセスしても電子資料サイトに本学名の文字列が表示されます。
その他の使い方
各電子資料サイトに用意された SAML認証(機関アクセス : Institutional access)を使う方法
事前に認証を行わず電子資料サイトへ直接アクセスした場合に、後から認証する方法をお知らせします。
(注意)電子資料出版社によっては対応されていないこともありますので、できる限り図書館ホームページからの OpenAthens 認証 を利用してください。
サービスのトップ画面に 機関でアクセス(Institutional access など)から SAML認証で 本部図書館の OpenAthens が用意されています。
電子資料サイトによって若干異なりますが、概ね次の要領となります。
- 機関でアクセス(Institutional access など)というログインする入口を探し出す
- 機関検索項目で本学機関を検索
- 選択肢からOpenAthensと記載のあるものを選択
<例>Find your Institution に 「大阪医科」 または 'Osaka Medical' と入れて検索すると選択肢が二つ現れたもの。
OpenAthens と表記のある選択肢を選んでください。
例では、両方に記載がありますためどちらを選んでも結構です。
同じSAML認証方法を使用する「学認」の選択肢も表示されることがありますが、選択しないようお願いします。
(留意事項)
- OpenAthensではログイン後、ブラウザを閉じるか、無操作で8時間経過するとログアウトになります。
公式ドキュメント https://www.openathens.net/faq/what-is-the-inactivity-logoff-time/
- (*1)「シームレスな利用」とは、次の状態を意味しますが、稀に再認証が必要な場合があります。
- 学内外関係なくインターネット環境があれば利用できます。(本学病院外来患者用NWは患者用のため利用不可とのこと)
- リンクリゾルバを経由した全文へのリンクもスムーズに変遷します。
(契約電子資料、フリー電子資料の区分けなく利用できます)
(未契約電子資料も、取り寄せ申し込み(相互貸借)フォーマットに文献情報を引用して案内します)
OpenAthens Q&A
- ブラウザのブックマークに雑誌のURLを登録していますが、そのまま使用できますか?
→フリーやOAの場合は問題ありませんが、図書館の購読契約である場合は利用できないことがあります。その場合は、OpenAthensで認証した状態でブックマークの作り直しをお願いします。
- 従前のEZproxy同等の使い方ができますか?
→はい、可能ですが、電子資料ごとに用意したアイコンがありませんので、図書館トップページからあらかじめサインインをお願いします。
- OpenAthensに、ブラウザを閉じずにサインアウトする方法がありますか?
→あります。MyAthens の右肩上にあるアイコンをクリックするとサインアウトの選択肢が現れます。
- OpenAthensで何ができるようになりますか?
→従前同様に図書館で契約している資料や図書館の学内向けページの閲覧がどこからでも可能となるほか、不具合が生じていた各電子資料サービスのMyページなどの機能や拡張機能への利用の可能性が広まります。
(技術的にはプロキシのみならず、SAML認証にも対応したため)
- リモートアクセスとして使えない環境がありますか?
→どこからでも利用可能が基本ですが、次の環境では完全な利用ができないことを把握しています。
・本学病院患者用WiFi
・電カル端末